昔の私によく似た長男

私の長男に「相手の幸せを願う愛し方」を見せるのは、思ったより難しい作業になりそうだ。


再婚した今の夫や、そこに生まれた次男への愛情を見せると、長男の見捨てられ不安や嫉妬をあおってしまうし、

そうならないように、前夫(長男の父親)に対しての、幸せを願う愛情を見せようとすると、

「ちゃんとしていない自分」に不安を感じた長男が、呆れられたり見捨てられたりされないように必死で何らかの動きを取ろうとしてしまい、無理に動いているからもちろんそれはうまくいかず、

なかなか、落ち着いて他人の愛情を見るほどの余裕が、彼には無いのであった。


私が摂食障害で精神不安定だった頃もこんな感じだったな、と当時の感覚を思い出した。


自分がどう思われるか、などの焦りで頭の中がいっぱいなので、
仮にだれかの「人として立派な状態」をみても、
自分もそうなろうと努力をはじめるというよりも
現在の自分がこの場から置いて行かれないように、いまこの瞬間に表面をどう取り繕うか、に思考が集中してしまうのである。


そんな状態で子育てをした結果、その状態の私にそっくりな息子が出来上がってしまったわけだが、これをどう助けていくかが、なかなか難しい。



彼の、発作のように起きる見捨てられ不安や、嫉妬や、表面の取り繕いなどを、
「そうなるだろう」とあらかじめ理解した上で、
それでも地道に、「相手の幸せを願う愛し方」を彼に見せつつ、
長男への愛情もきちんと示していく、

時間をかけて地道にこれをやっていくことかな、と思っている。